内部被ばくを考える市民研究会

福島第一原発事故後の日本に生きて、川根眞也が日々感じて思うことをつらつらを書いていきます。

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9月3日北坂戸講演会 伊利仁 坂戸市長が参加してくれました!!!

 9月3日(土)北坂戸駅前の坂戸市文化施設「オルモ」にて、子どもたちを被曝から守る講演会『福島第一原発事故と放射能 ~内部被ばくを避けるために~』を行いました。坂戸市長 伊利仁 氏も出席。最初のあいさつで、伊利坂戸市長は、放射能から子どもを守る、というブックレットも自分で勉強されていると紹介され、坂戸市でも自然エネルギーへの転換を求めていきたいと話されました。川根の講演会も2時から4時まできちんと聞かれました。市長が川根の講演会を聞いたのは、これが最初です。全国にさきがけて、坂戸市が、学校給食や園庭・校庭・通学路の安全などに取り組みことを期待します。

 講演では、政府が問題にしているのは、外部被ばくのガンマ線だけであること。内部被曝の方が危険であり、それもアルファ線を出す放射性物質がもっとも危険。それはプルトニウムやウランであるのに、テレビも新聞も、まったくと言っていいほど、アルファ線について報道していないことを話しました。プルトニウムやウランについては、触れることがタブーかのようです。

 次に、危険なのが、ベータ線。ヨウ素131も、セシウム134、セシウム137もベータ線を出す放射性物質なのに、テレビや新聞は全然そのことを書きません。さらに、セシウムの相棒、ストロンチウム90については、政府や都道府県はまったくと言っていいほど、測定していません。ストロンチウム90は体内に吸収されると骨などに蓄積し、対外に排出されることなく放射線を出し続ける猛毒です。このストロンチウム90は、ガンマ線を出しません。政府や自治体は、放射性物質の存在を確認するのに、ガンマ線だけで調べています。ですから、ストロンチウム90があるか、ないか、わかりません。セシウムが大量にあるところには、ストロンチウム90は必ずあります。アメリカやソ連などが行った、1950年代、60年だの大気圏内核実験の際に、日本にも大量の放射性降下物(フォールアウト)が落ちてきました。それは大地に蓄積し、田畑から農作物に移行しました。日本の農林水産省はずっと、このセシウム137とストロンチウム90について、調査研究を続けてきています。その時のデータを見ると、白米におけるセシウム137:ストロンチウム90の割合は100:6~8です。つまり、セシウム137が100あるところには、ストロンチウム90が6~8必ずある。セシウム137が1000あるところには、ストロンチウム90が60~80ある、ということです。

 政府、自治体はプルトニウム、ウランなどのアルファ線を出して崩壊する核種(放射性物質の種類を核種と言います)や、ベータ線しか出さないストロンチウム90の存在と量を早急に調べるべきです。

 田畑から白米へのセシウム137の移行についても講演で話しました。白米へのセシウム137の移行係数は0.0016。つまり、0.16%。もし、セシウム137に1000ベクレル/kg汚染されている水田があったとすると、

     1000×0.0016= 1.6 ベクレル/kg

 つまり、1.6ベクレル/kgの白米ができます。

 しかし、もし、水田の土壌のセシウム137汚染がその10倍、10000(1万)ベクレル/kgだとすると、

     10000×0.0016= 16 ベクレル/kg

 つまり、16ベクレル/kgの白米ができます。これは、妊婦、乳児を育ているお母さん、幼児、こども、青少年に食べさせてはいけないレベルです。つまり、田畑の土壌を調べれば、どのくらいの汚染度の農作物ができるかわかるはずなのです。

 小学校で秋に行われれる運動会。練習などで砂ぼこりを吸ってもいいのか?という質問がありました。まず、校庭の土壌を調べることが早急に必要です。私は1000ベクレル/kgあったら、絶対に吸ってはいけないと思います。400や500をどう考えるか、難しいです。できれば、吸わせなくない。本来だったら、100ベクレル/kg以上では、屋外活動は禁止するべきかもしれません。これは関東全域かなりの数の小学校・中学校・高校・大学の園庭・校庭は100ベクレル/kgを超えるのではないでしょうか?

 私の中学校の学校農園の放射線量は6月の時点でセシウム134+セシウム137合計で60ベクレル/kgでした。まあ少ない方だと言えるでしょう。しかし、これは東海村原発周辺の汚染度だそうです。つまり、通常運転していても原発からは放射性物質は周辺に漏れ出しているのです。

 子どもたちを放射線から守るために、坂戸市が市と市民がタッグを組んで取り組むことを期待してやみません。坂戸市長 伊利仁 氏が出席しました
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  1. 2011/09/04(日) 06:19:31|
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