内部被ばくを考える市民研究会

福島第一原発事故後の日本に生きて、川根眞也が日々感じて思うことをつらつらを書いていきます。

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9・23『藤波心を学ぶ原発・放射能学習会』

 脱原発アイドル、藤波心ちゃんと原発・放射能について学ぶ学習会を9月23日(金・祝)夜、横浜で開催します。対象は小学生・中学生・高校生です。原発・放射能の問題は、子どもたちの問題です。子どもたちが自主的に考え、行動しなくてはいけないと思います。

藤波心ちゃんのブログ 
脱・原発の気持ちを書いたブログ「非難覚悟で……」2011年3月23日記藤波心ちゃんのブログ 非難覚悟で……


藤波心ちゃんの本『間違ってますか? 私だけですか? 14才のココロ』徳間書店
『14才のココロ』

 心ちゃんにブログで書いたことや今考えていることを話していただく予定です。参加したみんなにも自分の気持ちや意見を発表してほしい、と心ちゃんは言っています。
 小中高校生対象なので、無料です。部活帰りの子どもたちも多いので、パンとジュースを出してあげたいと思っています。
 参加を希望される方は電話またはメールで申し込み下さい。また、お子さんを同伴される方のご参加もできます。必ず、同伴者がいる場合は、子どもさんのお名前とともに同伴者の名前と人数をお知らせ下さい。小学生は20時までとします。

 賛同される団体はメールでその旨をお伝え下さい。賛同金1000円以上は下記口座にご入金下さい。

 取材を希望される方は川根までお問い合わせください。

<写真1> 藤波心ちゃんと川根 衆議院内集会『安全なお米を給食に』2011年8月26日にて

               記

『藤波心と学ぶ原発・放射能学習会』

対象 小学生・中学生・高校生 90名
参加費 無料 (お菓子・ジュース付)
日時 9月23日(金) 18時30分開場 19時~20時45分(小学生は20時まで)
場所 かながわ県民サポートセンター 301号室
    JR・私鉄「横浜駅」西口・きた西口を出て、徒歩5分
    横浜市営地下鉄「横浜駅」地下鉄出口8から、地下街をとおり
    「中央モール」を左折し「北6」出口を出て、徒歩5分
    電話 045-312-1121(代表) FAX 045-312-4810 (事務所)
共催 内部被ばくを考える市民研究会(川根眞也)    
   平和と民主主義をめざす全国交歓会(青島正晴 )  
参加申し込み 川根眞也 電話の場合は 080-3086-1417
            メールは kawane@radiationexposuresociety.com
       青島正晴 電話の場合は 090-4207-9449          
            メールは peaceblue0511@ybb.ne.jp
   ※ 参加者名、学校名と学年をお知らせください。同伴者がいる場合は同伴者氏
     名と人数を知らせ下さい。
賛同金振り込み先  ゆうちょ銀行 記号10370 番号73181351
藤波心さんと川根 衆議院内集会『安全なお米を給食に』 20110826
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  1. 2011/09/20(火) 17:34:17|
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横浜市が9月10日「これくらいの放射線は安全です」市広報を全戸配布!抗議のFAXを!

 横浜市が、9月5日横浜県民センターにて、「知ろう 学ぼう 放射線」という講演会が開きました。そこで、配られた広報誌が9月10日、市内全世帯に配布されるとのことです。
 この放射線特集号は135万部作成。
印刷・配布等合計で880万3,000円。
放射能安全講演会費用が174万5,000円。
あわせると1,054万8,000円。
このうち唐木英明東大名誉教授への謝金は9万7500円。
 約1,000万超あればベラルーシの学校に配備されているという食品の放射能汚染測定器をたくさん買えます。
 唐木英明氏のとんでも発表はこちら↓
http://yokohama-konan.info/wp-content/uploads/2011/09/yokohama_koho.jpg
 横浜市の放射線量についての「安全です」見解のぺ-ジはこちら↓
http://yokohama-konan.info/wp-content/uploads/2011/09/yokohama_koho-2.jpg

 唐木氏は、喫煙・大量飲酒と放射線の内部被ばくとを同列、それも別々に扱っています。これは根本的な間違いです。人間のからだは一つ、もはや現状の横浜市では、喫煙だけして被ばくしない人はいません。飲酒をして一切被ばくをしない人はいないのです。そのリスクは掛け算になります。たいだい、500ベクレル/kgの牛肉を食べて、発がんリスクが1.00~1.01って何ですか?1.00とは発がんリスク0ということです。こんな「これくらいの放射線は安全です」学派の言うことを信じる必要はありません。

 発がんリスク=喫煙のリスクまたは大量飲酒など)×内部被ばくによるリスク

です。ここに大気汚染のリスク、食品のポストハーベストによるリスク、アスベストを吸った方はそのリスクが掛け算になって効いてきます。

★ ライター・画家/増山 麗奈から抗議FAXを送ろうという呼びかけが来ています。

抗議FAXの宛先は

 横浜市放射線対策FAX 045-664-7296http://p.tl/6x5P

 ツイッター拡散用テキスト 【拡散希望】8万4千人の給食に汚染牛を入れた横浜市の全家庭に”被曝食は安全”パンフが今週土 曜に配布。横浜市に配布阻止の連絡を。このままでは横浜市含め一億総被曝がんばろう状態。横浜市 放射線対策FAX 045-664-7296



 チェルノブイリ原発事故の際、チェルノブイリから1000kmあまり離れたスウェーデンで発がん率は11%増加しました。2006年に京都大学原子炉実験所の今中哲二さんが発表した論文『チェルノブイリ事故20年:事故の経過、汚染、被曝、影響』からマーティン・トンデル氏の論文を紹介している部分を以下に引用します。

☆☆☆今中哲二論文『チェルノブイリ事故20年:事故の経過、汚染、被曝、影響』☆☆☆

スウェーデンの放射能汚染地域でガンが増加

 チェルノブイリから 1000km 余り離れたスウェーデンには、事故2日後の 4 月 28 日から 29 日にかけて降った雨がかなりの放射能汚染をもたらした。被災3カ国の法令に従えば「汚染地域」と指定される、3.7万ベクレル/m2 以上のセシウム 137 汚染面積は 2 万 3000 平方 km に達した。リンコピング大学のトンデルらのグループは、チェルノブイリからの放射能によって、スウェーデンの汚染地域でガンが増加するかどうかを調べてみようという疫学研究を企画した。スウェーデンには、そのような疫学調査に取り組むための基本的な条件が整っていた。すなわち、詳細な汚染測定データ、正確な住民登録、それに確かなガン診断登録制度である。
 トンデルらはまず、スウェーデンの中北部で汚染を受けた7つの州を調査対象に選び、スウェーデン放射線防護局が作成したセシウム 137 汚染地図を用いて、行政の最小単位である「地区」を6つの汚染レベルに区分した(図 12)。次に、7州の住民登録を基に、1986 年に 60 歳以下であって、1985年 12 月 31 日と 1987 年 12 月 31 日に同一住所に登録されていた住民すべてを対象集団として選び出した。その結果、性別、年齢、先行する2年間の居住地に関する情報を備えた、114 万3182 人の調査対象集団が得られた。スウェーデン・ガン登録データを基に、1988 年から 1996 年の9年間に調査集団で発生したガンを調べると、全部で2万 2409 件のガン発生が見つかった。
 汚染レベルとガン発生率との関係をプロットしてみると、汚染レベルともに統計的に有意なガン増加が認められた(図 13)。ガン発生の過剰相対リスク(図の直線の傾きに対応)は、セシウム 137 汚染 10万ベクレル/m2 当り 0.11(95%信頼区間:0.03-0.20)であった。ガン増加の原因が放射能汚染であったとすると、観察されたガンのうち 849 件がチェルノブイリからの汚染によるものと見積もられている。
 トンデルらの論文では被曝量は評価していないが、今中の大ざっぱな見積もりでは、10万ベクレル/m2 のセシウム 137 汚染があったとして、はじめの2年間で受ける被曝量は 10~20ミリシーベルト 程度であろう。10万ベクレル/m2 当り 0.11という過剰相対リスクを シーベルト 当りに変換すると、1シーベルト 当り 5~10 の過剰相対リスクになる。広島・長崎被爆生存者の追跡調査データでは1シーベルト当り約 0.5 なので、トンデルらはその 10~20倍のリスクを観察したことになる。この違いに
ついてトンデルは、10ミリシーベルト といった低レベル被曝では被曝量・効果関係が直線ではなく、極低レベルで効果が大きくなるモデルで説明しようとしている。

図表の単位は川根がkBq/m2をベクレル/m2に直しました。スウェーデンの地名も日本語表記にしました。あとは、今中哲二論文からの引用です。

スウェーデンの放射能汚染と発がん率の増加 マーティン・トンデル論文
  1. 2011/09/09(金) 07:09:23|
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サンデー毎日が「放射能防御プロジェクト」の関東土壌調査を特集! 9月6日記

 本日、発売の「サンデー毎日」9月18日号が、「都心に潜むチェルノブイリ級」と題して、放射能防御プロジェクトの関東土壌調査の特集を5ページに渡って組んでいます。冒頭、「放射能から子どもたちを守ろう-みさと」(SCR Misato)のお母さんの「これまでにない量の放射性物質が存在し、日常的に被曝する生活を余儀なくされている」というコメントで始まります。
 東北・関東圏に3月~5月に降り注いだヨウ素131、セシウム134、137合算値のグラフも掲載しています。
 「放射能防御プロジェクト」の関東132箇所の土壌調査に加え、栃木、茨城、群馬については各県の調査も加え、かなり詳細な土壌汚染のようすを明らかにしています。
 また、福島第一原発4号機周辺の各地点の放射線量を計測した「裏マップ」も紹介しています。「高数値のため数値が明らかにされていない場所もある」とのことですが、このマップ、単位がマイクロシーベルト/時 ではなく ミリシーベルト/時。つまり、430マイクロシーベルト/時や500、800という数字が並んでいます。原発労働者はこのような場所で働いています。で、これよりも高い数値って?
 川根のコメント「セシウムの検出場所には“セシウムの相棒”といわれるストロンチウム90が同時に存在する。ストロンチウムは骨に沈着して腫瘍や白血病の原因になると考えられており、ストロンチウムの調査を早急に行うべきだ」も載せていただきました。
 是非、みなさん、サンデー毎日を買いましょう。徳丸威一郎記者、頑張っています。みなさんの持っている情報を川根に下さい。サンデー毎日の記者のみなさんに伝えます。











サンデー毎日 9月18日号 都心に潜むチェルノブイリ級
  1. 2011/09/06(火) 05:04:03|
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9月3日北坂戸講演会 伊利仁 坂戸市長が参加してくれました!!!

 9月3日(土)北坂戸駅前の坂戸市文化施設「オルモ」にて、子どもたちを被曝から守る講演会『福島第一原発事故と放射能 ~内部被ばくを避けるために~』を行いました。坂戸市長 伊利仁 氏も出席。最初のあいさつで、伊利坂戸市長は、放射能から子どもを守る、というブックレットも自分で勉強されていると紹介され、坂戸市でも自然エネルギーへの転換を求めていきたいと話されました。川根の講演会も2時から4時まできちんと聞かれました。市長が川根の講演会を聞いたのは、これが最初です。全国にさきがけて、坂戸市が、学校給食や園庭・校庭・通学路の安全などに取り組みことを期待します。

 講演では、政府が問題にしているのは、外部被ばくのガンマ線だけであること。内部被曝の方が危険であり、それもアルファ線を出す放射性物質がもっとも危険。それはプルトニウムやウランであるのに、テレビも新聞も、まったくと言っていいほど、アルファ線について報道していないことを話しました。プルトニウムやウランについては、触れることがタブーかのようです。

 次に、危険なのが、ベータ線。ヨウ素131も、セシウム134、セシウム137もベータ線を出す放射性物質なのに、テレビや新聞は全然そのことを書きません。さらに、セシウムの相棒、ストロンチウム90については、政府や都道府県はまったくと言っていいほど、測定していません。ストロンチウム90は体内に吸収されると骨などに蓄積し、対外に排出されることなく放射線を出し続ける猛毒です。このストロンチウム90は、ガンマ線を出しません。政府や自治体は、放射性物質の存在を確認するのに、ガンマ線だけで調べています。ですから、ストロンチウム90があるか、ないか、わかりません。セシウムが大量にあるところには、ストロンチウム90は必ずあります。アメリカやソ連などが行った、1950年代、60年だの大気圏内核実験の際に、日本にも大量の放射性降下物(フォールアウト)が落ちてきました。それは大地に蓄積し、田畑から農作物に移行しました。日本の農林水産省はずっと、このセシウム137とストロンチウム90について、調査研究を続けてきています。その時のデータを見ると、白米におけるセシウム137:ストロンチウム90の割合は100:6~8です。つまり、セシウム137が100あるところには、ストロンチウム90が6~8必ずある。セシウム137が1000あるところには、ストロンチウム90が60~80ある、ということです。

 政府、自治体はプルトニウム、ウランなどのアルファ線を出して崩壊する核種(放射性物質の種類を核種と言います)や、ベータ線しか出さないストロンチウム90の存在と量を早急に調べるべきです。

 田畑から白米へのセシウム137の移行についても講演で話しました。白米へのセシウム137の移行係数は0.0016。つまり、0.16%。もし、セシウム137に1000ベクレル/kg汚染されている水田があったとすると、

     1000×0.0016= 1.6 ベクレル/kg

 つまり、1.6ベクレル/kgの白米ができます。

 しかし、もし、水田の土壌のセシウム137汚染がその10倍、10000(1万)ベクレル/kgだとすると、

     10000×0.0016= 16 ベクレル/kg

 つまり、16ベクレル/kgの白米ができます。これは、妊婦、乳児を育ているお母さん、幼児、こども、青少年に食べさせてはいけないレベルです。つまり、田畑の土壌を調べれば、どのくらいの汚染度の農作物ができるかわかるはずなのです。

 小学校で秋に行われれる運動会。練習などで砂ぼこりを吸ってもいいのか?という質問がありました。まず、校庭の土壌を調べることが早急に必要です。私は1000ベクレル/kgあったら、絶対に吸ってはいけないと思います。400や500をどう考えるか、難しいです。できれば、吸わせなくない。本来だったら、100ベクレル/kg以上では、屋外活動は禁止するべきかもしれません。これは関東全域かなりの数の小学校・中学校・高校・大学の園庭・校庭は100ベクレル/kgを超えるのではないでしょうか?

 私の中学校の学校農園の放射線量は6月の時点でセシウム134+セシウム137合計で60ベクレル/kgでした。まあ少ない方だと言えるでしょう。しかし、これは東海村原発周辺の汚染度だそうです。つまり、通常運転していても原発からは放射性物質は周辺に漏れ出しているのです。

 子どもたちを放射線から守るために、坂戸市が市と市民がタッグを組んで取り組むことを期待してやみません。坂戸市長 伊利仁 氏が出席しました
  1. 2011/09/04(日) 06:19:31|
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三郷市医師会・三郷市 主催 明石真言(放射線医学総合研究所 理事)『放射線と健康に関する講演会』で語られたこと、語れなかったこと【9月1日】

 9月1日三郷市文化会館大ホールで行われた、明石真言氏(放射線医学総合研究所 理事)の『放射線と健康に関する講演会』に参加しました。冒頭、木津雅晟市長のあいさつに続き、三郷市医師会の会長 森野一英氏は、「三郷市がホット・スポットと言われるが、インターネットで出ている情報を見ると、存在しない町名や小学校などがあった」と発言。あたかも、インターネットの情報はすべてうそだという主張をしました。
 テレビ、新聞は今まで、福島第一原発の事故はチェルノブイリ原発事故から比べたら、一万分の1、1000分の1と言ってきました。おととい、8月30日の読売新聞朝刊1面がやっと、福島 土壌汚染 高濃度34地点、チェルノブイリ移住基準超と報道しました。
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110829-OYT1T01205.htm

 インターネット上では、3月、4月の時点で、この評価は出ていました。

 なんと、インターネット上で出ている「福島第一原発事故はチェルノブイリを超える」という見解を認めるのに、新聞は5か月かかったのです。「これくらいの放射能は安全です」という悪宣伝のもとに、この5か月あまりに、一体何人の人々が被曝していったのか。

 明石氏の講演で語られたこと、語られなかったことをいくつか紹介しましょう。

 彼は、自然放射線についてはよく語りました。ラドンとかカリウム40とか。しかし、ヨウ素131の危険性、セシウム137の危険性については、まったくと言っていいほど語りませんでした。

 そして、明石真言氏は、放射線医学総合研究所理事であり、また「緊急被曝医療センター長」です。3月に高濃度に汚染された水を原発労働者は浴びてしまった際の治療にあたった人間です。この新聞記事にも彼の写真が載っています。
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103250508.html

 彼は日本を代表して、世界保健機関(WHO)の総会に出席し、福島第一原発事故と放射能漏れについて講演をしています(5月17日)。その中で、彼は、「幸いなことに福島第一原発事故で、外部被曝および内部被曝によって、治療が必要な原発労働者や一般市民は一人もいない」と語っているのです。

WHO総会講演資料 P.30参照
http://www.nirs.go.jp/data/pdf/WHO_PresenVer3.pdf

 また、彼は、「東北地方の野菜を食べてはいけないと食べないでいると、ビタミン不足になるのが危険」と発言しました。「最近の研究では、胎児の遺伝子が驚くほど放射線の影響を受けないことがあきらかになりました。お母さんの身体が遮ってくれるので、X線を妊娠している方が受けた場合、妊娠中に一般の(X線)検査を受けても胎児への影響を心配する必要はありません。」と発言。他にも、(三郷市のように高い放射線量の地帯で)「子どもを外で遊ばせても問題はありません。」「子どもが外で遊ばないことによるストレスが非常に大きい」「GMサーベーメータ(個人が持っているガイガーカウンターのことです)では食べ物の放射線量は測れません。食品については決められた計測機器(ゲルマニウム半導体検出器のことです)で決められた容器できちんと測ることが大切。」「レベルが低いと測定するのに3~4時間と時間がかかる。もう検査機関は手いっぱいでみなさんから依頼されても測ることはむずかしい。」「お米の土壌から白米、玄米への移行係数はこれから細かい調査をして測っていくもの。今のところ、規制値を超えていない。」

 これに対して、

① 1950年代~60年代初めにかけて行われた、大気圏内核実験において、日本にも大量のセシウム137、ストロンチウム90は降り注いでいます。この放射能汚染された田畑から白米へどれくらいセシウム137、ストロンチウム90が移行するのかは、いくつもの研究報告があります。白米については、0.16%。玄米については、0.33%です。つまり、1000ベクレル/kgセシウム137に汚染された田畑があると、玄米では3.3ベクレル/kg出てきます。白米では1.6ベクレル/kg出てきます。これが10000(1万)ベクレル/kg汚染されていると、玄米33ベクレル/kg。白米16ベクレル/kg。

 ちなみに、ドイツ放射線防護協会が3月20日の時点で、日本に住む人へ提言をしています。その中で乳児、子ども、青少年に対しては、1kgあたり4 ベクレル以上のセシウム137 を含む飲食物を与えないよう推奨されるべき、と書かれています。日本の暫定規制値はこれに対し、500ベクレル/kg。チェルノブイリ事故でガンだけでなく、さまざまな健康被害に苦しむ、ベラルーシ、ウクライナの方がの基準はベラルーシ37ベクレル/kg、ウクライナ40ベクレル/kgです。繰り返しますが、日本が500。ドイツの提案は4。つまり、499ベクレル/kgのお米までスーパーに並んで売られてしまうということです。

 明石氏ほどの人間がこの数値を知らないわけはありません。8月26日に農林水産省などと交渉した際に、彼らもこの移行係数を言っていました。彼はわざとまだ調査中と言っているのです。そして、新米からはまだ、暫定規制値を超えるものはでていない、と。そうです。500は超えていないでしょう。500を超えるためには、土壌汚染が312000(31.2万)ベクレル/kgないといけません。新聞報道では、福島県飯舘村が100万~300万です。残念ながら、ここでは500ベクレル/kgを超える白米ができるでしょう。有機栽培、自然農法に取り組んで来られた農民の方々には何と申し上げていいのか、わかりません。

「安全なお米を学校給食に」衆院内集会 2011年8月26日 
http://www.ustream.tv/recorded/16878593

② 妊婦がX線を浴びてはいけないことは自明のことです。国際放射線防護委員会(ICRP)が勝手に、2006年に「奇形児」が生まれるいきい値を100ミリグレイ(100ミリシーベルト)にして、それ以下では中絶の理由にしてはならない、としただけです。実際には、妊娠3週から8週までの間に胎児が自分で様々な臓器を作り上げる期間であるため、放射線の感受性がとても強い時期です。この妊娠から2カ月の間に放射線を浴びた場合は、胎児が障碍を持って産まれてくる可能性があります。

③ 三郷市のように、0.25~0.45マイクロシーベルト/時あるような、公園、園庭、校庭で子どもたちが遊べば、普通に砂ぼこりとともに、ヨウ素131、セシウム134、セシウム137、ストロンチウム90などを吸い込むのは予想されることです。1学期、小学校の運動会の練習が始まったとたんに、鼻血を出したり、原因不明の高熱が続く子どもたちが三郷市でもたくさん出ています。三郷市医師会会長、森野一英氏の耳にも入っているはずです。私は0.20マイクロシーベルト/時を超える保育園、幼稚園、学校は学校閉鎖にすべきだと思います。それで、除染をして、0.20以下に下がれば、子どもたちを戻せばいいのです。外で遊ばせても大丈夫という根拠がありません。

④ 1954年のビキニ事件をみなさん、ご存知でしょうか?3月1日、アメリカが行なった、水爆実験によって、日本のマグロ漁船「第5福竜丸」以下、少なくとも856隻のマグロ漁船が、放射性降下物(フォールアウト)を浴びてしまいました。このサンゴ礁の灰は非常に強い放射線を出し、「死の灰」と呼ばれました。水揚げされたマグロからも大量の放射線を計測しました。しかし、マグロは大量に水揚げされます。放っておくと腐るし、ぐずぐずしていると市場に出回ってしまうものですから、当時はガイガーカウンターで測って100cpmを超えたら、土に埋めて廃棄したのです。これだと、5分くらいで簡単に測れます。みなさんでも少し勉強すれば測れます。もうすべての食品の放射線量を測って、安心して食べられるようにするべきなのです。私は、GM管サーベイメータでの計測を提唱します。

会場出口で、私が測った3月15日の空間放射線量のグラフを配りました。100部しか持っていかなかったので、多くの方には渡すことができませんでした。資料に載せておきます。私はこの日の午後、埼玉県全域で「屋内退避」の指示を出すべきであったと考えています。国も埼玉県も、異常な放射線量の上昇を観測しながら、何も国民に指示を出しませんでした。この事実から私たちは学ぶべきです。私はこの17時~18時に外で空気を吸っていた場合、大量のヨウ素131を吸い込んだ可能性があると考えています。僕が測った空間放射線量 2011年3月15日 Radex1503で計測
  1. 2011/09/02(金) 11:09:34|
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